04Marshalls World Cup (ESPN放送)

2004年12月3日開催。
やっと観ることができた。気になったところだけの感想。

男子

Results
アンドレイ・グリアツェフは放送無し、ジョニー・ウィアーの滑走前の様子の背景にちょっとだけ…、最下位だったから仕方ないか。
エバン・ライサチェクがきっちりとジャンプを決めることが出来て大喜びする姿は微笑ましい。「雨に唄えば」はこの時点の演技を見たかぎりではあまり似合ってないような感じを受ける、ライサチェクの滑りから軽快な雰囲気を感じられないからか。このプログラム、本田武史のような滑り*1が出来ればかなり見ごたえがあるものになりそう。全米ではかなり良い結果だったのでしっかり滑り込んでモノにしてきているのかな。
ジョニーは怪我の影響で元気のない演技。不服そうな顔で演技終了…顔にすご〜く出るタイプか…なんとなく03全米の棄権シーンを思い出してしまった。
ジュベールも自爆。あとはプルさんの独壇場。あ、ライアン・ヤンケもいましたね、いつも何故かこの方の存在をスルーしてしまう。

女子

Results
グランプリを欠場したクワンとコーエンがどの程度滑るのかずーっと気になっていた。クワンの「ボレロ」は今のところ良くも悪くもない印象。このプログラム、もしかしたらオリンピックに向けて少しづつ作っているのかも…とか思った。キスクラでコーチのラファエル・アルトゥリアン*2と並ぶ姿にまだ馴染めず違和感。
で、コーエンはお馴染みとなってしまってる大自爆。色々とトラブルもあったようなので準備が出来ていなかったらしいので仕方ない。ただタラソワを離れて以降、力みが無くなったような印象を受ける。なんていうか…ニュートラルな感じが良いと思う、タラソワのところにいた頃は闘志満々でこれでもか〜って感じの気迫がマイナスに働いていたような気がするが、抑え目に滑ることによって静かな気迫を感じさせ上品な演技になったなぁと。私は女子に関しては迫力メラメラなタイプより透明感やシャープ感のあるタイプの方を好むので余計にそう思うのだろうけど。

*1:モロゾフプログラム以前の滑りに限定します。

*2:Rafael Araturianのカタカナ表記はこれであってる?