GPシリーズエキシビジョン ベストセレクション(BS1放送)

気になったところだけの感想メモ

ます、ここ数年でGPの各大会のエキシビジョンまで観ることができるようになったことに感謝。そして、何故エマニュエル・サンデュを放送してくれないのよ…という不満。しかしスケアメ優勝のニコディノフとかスケカナ優勝のファヌフとかも放送されていませんね、単純に一般的な知名度で選んでいるのかしら…そのベストセレクションって。
ラングロワ/アルケットは解散してしまったらしいので、今になってこの演技を観るとちょっと感慨深い。シーズン中に解散なんて何があったのか知らないけど…色々と大変だったのだろうな…とか。
ジェフリー・バトルはCup of chinaからでColdplayの「trouble」*1でうっとり〜と。丁寧な小技がとても自然に生かされていて見ごたえたっぷり。ダブルアクセルを着氷してそのままエッジを変えてスパイラルに入るところや、ツイヅルでくるくるくる〜ってそのままキャメルに入るところがすごくツボ。スピンコンビネーションで証明がピンクに染まるところなど、音と動きとあっていてとてもキレイ。
ジョニー・ウィアーはTrophee Eric Bompardからでお馴染みの「imagine」。「天使のよう…」って解説を打ち消すような邪悪な微笑みが…(笑)。おつかれモードだったのでしょうか、何かが足りないようなそんな演技。でも片足を前にあげたスパイラル*2や、動きの間の取り方などとても美しい演技でした。
デンコワ/スタビスキーもEricからで作シーズンも使っていた Klaus Nomiの「Cold song」。この曲は私にとってはスネークマンショーのイメージが強すぎるのですが、しかし彼等が演じると荘厳で官能的な雰囲気でとっても素敵な作品に。このカップルは普通のクラシカルな美を十分演じられるし、その方が評価が高いってわかっているだろうに…、何故か違う方向、新しいものへ行きたがるというところがこのクラウス・ノミ氏に通じるところがあるのかも。今シーズンは苦戦中だけど、世界選、そして来シーズンに期待。
イリーナ・スルツカヤはCup of Russia からで音楽は何だかわからなかったけど、キラキラと光るつなぎの衣装でどこか少年ぽい雰囲気があって可愛らしい。最近FSUでもの凄い画像を見てしまったので…ほんと身に纏っているもので随分と雰囲気が変わるものなのね…って演技に全然関係ないことを…。

Trouble

Trouble

KLAUS NOMI

KLAUS NOMI

*1:私にはリアルタイムでの記憶はありませんが、ジェフの煌めきシニアGPデビューとなったNHK杯のエキシでも披露した、ステーィブン・カズンズ振り付けのプロ

*2:正式な名称は何ていうのかしら…