ランスの偉業に…

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/sports/doping/ここに色々。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050823-00000170-kyodo-spo
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050824-00000177-kyodo-spo
自分で熱心に記事をチェックする気力がないので、日本での記事しか読んでいません。
すでに、そんな疑惑の存在すら怪しいっておそまつな話しになりそうな。。


漠然と思い出したことだが、
02年ソルトレイク五輪、フィギュアスケートのペアでは1位のロシアペアと2位のカナダペアの順位を巡り、ジャッジ不正疑惑*1が起こり、北米のメディアが散々ロシアペアを叩いたことがあった。
フランスとロシアの連盟がアイスダンスとペアでお互いの国が金メダルを取れるように取り引きをし、ジャッジに圧力をかけたらしいとのことで。*2
結局「カナダとロシア両方が金メダル」という、曖昧でとんでもない決着によっておさまったけど。真実は未だに藪の中。
カナダのペアも、ロシアのペアも、また、取り引きをしたと言われたアイスダンスのフランスのペアも、この騒動でどれほど傷付いたことだろう。ファンの気持も。
この騒動から3年半たった。
あいかわらずジャッジは問題がいっぱい。ジャッジングシステムは新しくなったけど、根本はあまり変わっていないように思える。私にとってこの騒動は「そんなこともあったなぁ」程度のことになってしまっている。
心に残っているものは「二組とも素晴らしい演技」だったということ。その演技の前には様々な疑惑やメディアの酷いバッシングも吹き飛んでしまう。


このジャッジ不正事件とランスのEPO使用疑惑バッシングってのは全然違う種類の話しなので、一緒に語るのは変かもしれないけど。
自転車競技のドーピング話」と「フィギュアジャッジの不透明さ」って永遠に無くならない…って部分では似ているなぁと思って。
自分としては、割り切って、それはある程度あり得ることだろ…ってことを想定して競技を見ている部分もあったりする。


仮に今の技術でもって過去に検出不能だったブツが検出可になったということならそれはそれで凄いことだ。いいじゃないか、それをこれからの競技に有効に使ってくれ。


この騒動が藪の中で終わったとしても、ランスの偉業に対する私の思い*3は何も変わらないだろうな。

*1:不正というより、北米と旧ソ東欧勢の圧力合戦の結果ではないのか?

*2:逆に北米側から圧力をかけられたとか色々と伝えられているけど

*3:id:kasumi151:20050725:p1