ジロ・デ・ロンバルディア(Jスポ3放送)感想メモ

美しいコースだ。
古い町並みの細道を走るベッティーニシモーニ、秋の日射しを浴びた2人の後ろ姿がとても美しい。絵葉書にでもしたいような場面だったな。

全身金ピカベッティーニと、トリコローレのフレームのシモーニと、ルクセンブルグカラージャージのシュレックと、派手な3人の争いになったわけだけど、やはり「金ピカ」が一番強かった。パワーが違う。
ベッティーニは世界選の鬱憤パワーいまだ衰えずといった感じなのかしら。強いねー。チームの協力があれば世界選を勝てていたかも…とついタラレバを考えてしまう。

シモーニさんのキャノンデール姿も見納め、クネゴと走るレースもこれが最後。クネゴ王子もずーっと追走グループの付き位置でシモーニさんのアシスト役として凄く頑張ってくれていたように思えた。ランプレでの最後のレースがこういった形になって良かったなぁと。逆の形を見るのはキツかっただろうから…どうしても。。。。
シモーニは最後の登りではもうキレが無く、調子の良いときの『華麗なアタック』は無かった。どっちかといえばいっぱいいっぱいで登っているように思えたけど、決して諦めようとしない「ど根性」を発揮。ものすごい勢いのベッティーニに追い付いたー。めちゃくちゃかっこいい!!泣けてくる。・・・なんと胸を熱くする走りをする人なのだろか。。
結果は残念ながら2位だったし、何よりベッティーニの強さの方が断然光っていたレースだとと思う。でも、シモーニさんのあの状況でのあの粘り強さに…またしても心を鷲掴みされた私でした。
来年はあの赤い鳥さんのジャージで大活躍することを心から願って…お疲れさまでした〜。