行ってきましたジャパンオープン(3)ガラ 第一部

ところどころ記憶がとんでしまっておりますので、印象に残っていることだけざーっと。結局まだ放送を見ておりません。記憶違いもいっぱいあるかとは思いますし、放送を見るとまた違うことを感じるかもしれませんが、とりあえず生で見た感想を残しておきたいので。
・オープニング
記憶が曖昧なのですが、最初に女子選手が登場で、そして、トッドとヤグさんがジャンプ、次にジュベール君とジェフが一緒にスピンを…これはジュベール君が不利なような…ジェフはジャンプでなくて助かったかな…いや、別に対決しているわけではありませんでしたね(笑)
小塚崇彦
すっごくよく踊れていて…もうびっくりしました。身体全体をつかって本当に元気良く思いっきり演じているようなところがとても印象的でした。エッジのキラキラ星もしっかり健在。まだ世界選手権にも出た経験もない18才の小塚君、これだけ大きな会場でここまで観客を湧かせることができるって凄いことだと思います。…私、以前よりもさらに小塚君のファンになっております。
キーラ・コルピ
この曲はSADEの曲だったかしら。すっごく好きな曲なので嬉しい。少し小悪魔的な雰囲気がとっても素敵でした。
・トッド・エルドリッジ
随分と早い登場で…なんだかなぁと。と、そんな不満もトッドが滑りだした瞬間からどこかに行ってしまいました。トッドの演技って…なんというか、現役時代からそうなのだけども、身体のラインは特に美しいわけでもないんですよね、強烈に主張するような振り付けもない、でもでもでも、本当にシンプルで上品で味わい深い演技なのですよね。これはトッドだけの世界なんだなぁ。あ〜アンコール無しなのが恨めしい〜!
サラ・マイヤー
キャッツ、もうこのプロ大好きです。赤い衣装に長くたらした髪がとっても美しい。のびやかで情感いっぱいで本当に素敵でした。
ジェフリー・バトル
こちらも随分と早い登場で…。オープニングでアララトの衣装を着ていたので、おそらくアララト衣装でも滑れるであろう”GO the Distance”だろうと、やっぱりそうきたか…。と。そうですか、それほどまでEX衣装を持ってくるのが面倒ですか、とジェフファンなら皆同じツッコミを入れていたかと(笑)でも、これには理由があったのですよね(笑)ゴメンよ、ジェフ!それはまた後で。
最初のポーズからもうジェフの世界ですね、アララトの時と同じように独特のオーラを発しております…アニメからのポーズなのでどこか可愛らしい感じなのですが(笑)
出だしの部分の流れがすっごく好きです。スイスイ〜ピョンピョンしているような感じですごく可愛いのですよ。しかし、最初は可愛らしいというかどこか飄々としたような感じなのですが、段々と、力強く熱い演技になって、胸にグッとせまってきます…。涙が出ました。ジェフの演技には不思議な空気がある、見ているだけで胸にスーッとそのままその世界の空気が入ってくるというか…これが沢山の人がいる会場であることを忘れてしまうような…そこには音楽と氷とジェフだけしか存在していないような…そんな錯覚におちいってしまうのです。
このプログラムの完成度はたしかに”アベマリア”や”High”ほど高いものではないのかもしれませんが、とても凝った難しい滑りを実にサラッと見せてしまっている、進行方向が予測不能といっていいくらい自由自在にエッジをあやつり、リンクに美しい絵を描いているような、ジェフらしい粋なプログラムだと思います。
この曲はアニメの中ではかなり切ない場面に使われているのですが、その中でもヘラクレスはポジティブなんですよね、ディズニー特有のつきぬけた明るさがあるというか(笑)そういう部分もジェフの持ち味に上手くあっているような気がします。
そうそう、今年はアンコールが無かったのですよ、もう本当にがっかり〜だったのですが…しかししかし。

と、次は真央ちゃんなのですが、ジェフの演技が頭からはなれずにボーッとして見ていたような見ていなかったような…。
とりあえずここまで…。続く。