行ってきましたCanadian Championships(5)パトちゃんの練習風景

さて、次ぎはパトリック・チャンについて…と思っているのですが、、これもどこから書き出していいやら…。
パトリック君のことで一番印象に残っているのは…あのフリーよりも…前日の夜の練習のことなんですよ。夜遅い時間だったので、出たのはパトリック君のみという。DOIならぬPOI…「パトちゃん ON ICE」って感じの練習風景でした。…贅沢な光景でしたよ〜。一人っきりなので…ちょっと照れたような顔をして「眠いよ〜」みたいに目をこすっておどけてみせたり…もう茶目っ気たっぷりで。この性格ならきっとこれからますますどんどんファンを増やしていくことになるのではないかな。フェンスのところには…もちろんドン・ロウズ氏と…そしてパトリックが所属するクラブのコンサルタントであるカートの姿が。まぁ…カートはファンに囲まれてノリノリではしゃいでいたりもしていたのですが(笑)
ロウズコーチは…さすがに年の功とでもいいますか、すごーく包容力にあふれている方のように見えました。もうパトリックが…実に17才らしく振る舞っていて…競技のときに見せる顔よりもずっと無邪気な感じに見えました。本当にリラックスして練習している感じでしたが…そんな中にも…スパルタっぽいところもあって、「くたびれた〜」て顔をするパトリックに何度も何度もやり直しをさせておりました。なかなかOKを出さないコーチの言うことをパトリックは素直に従うという感じ。的確に指示を出すコーチに…その指示に的確に反応するパトリック。特に印象的だったのが…トリプルアクセル。最初は全然跳べていなかったのですが、フェンスのところに戻ってコーチから指示をもらう度に段々と合ってきて…すっぽぬけ…ダブル…両手お手つき…片手お手つき…ついにクリーンと。これは翌日の結果に大きく関わることだったように思えます。
パトリックのこんなにも早い成功に、これからはさぞや周囲から過大評価*1されプレッシャーをかけられまくるだろうと…少し心配してしまうところもあるのですが、パトリックの家族とこのコーチと…オフアイスで見かけた感じからしても、本当に一つのチームとなってパトリック君を守っている感じでした…とても大事にされているように見えました。。彼らがついているかぎり…自分のペースを見失なわずにのびのびと成長していけるにちがいないです…そうあって欲しい…。


と、こんな感じで…時系列無視で…思いつくまま徒然に続きます。

*1:最初のうちは何をやっても褒められポジティブに受け取られる…反動で…答えを出さないでいると過剰に厳しく批判されることになる