スコットランド繋がりでアイヴァンホーを…

最近、スコットランド関連の本をパラパラと読んでいるのだが、スコットランド発の物語には子供の頃から親しんできているものがいっぱいあるのだなぁってあらためて知った。サー・ウォルター・スコット*1の作品は「赤毛のアン」シリーズにかなり引用されてていたのね、全然気にかけずに読んでいたものだけども…。。あと、すでに映像化されている「アイヴァンホー」「ロブ・ロイ」のタイトルぐらいは誰でも聞いたことあるだろうし。といっても私は「ロブ・ロイ」は映画では観たのだが、原作はまだ読んでいない、これからのお楽しみ。
「アイヴァンホー」は10代後半に読んでいるのだが、途中まではハラハラドキドキとすっごく面白かったのに、最後はがっくりきたことを覚えている。自分としてはユダヤ人の娘のレベッカと彼女に横恋慕する御堂の騎士に感情移入してしまったので結末にはすご〜く納得出来なかったもんだ。それと勘当の騎士とロウィーナ姫がどこかキレイすぎて遠い存在だったことを覚えている。
妙に斜に構えたのあの年頃に読んだもので…、内容というか、ストレートな騎士精神をひねくれてとらえたような気もする…、もう一度まっさらな心で読み直しをした方がいいかしら。

アイヴァンホー〈上〉 (岩波文庫)

アイヴァンホー〈上〉 (岩波文庫)

アイヴァンホー〈下〉 (岩波文庫 32-219-2)

アイヴァンホー〈下〉 (岩波文庫 32-219-2)

*1:元は弁護士だったそうで…、どこぞの誰かさんと一緒。スコットの伝記でも作られることがあればいかがかな?