ランビエールのコリオグラファー Salom Brunner さん

YASUKOさんのサイトkatokのNews No0966にステファン・ランビエールの振り付けを担当しているSalom Brunnerさんのインタビューの抜粋が載っています。

現在のフィギュアスケートの採点についてやら、女子の技術の難易度に対しての疑問やら、とても興味深い内容だった。

彼女の作るプログラムはいつも「音」と「動き」の調和がしていて、ランビエール自身が音符になっているような雰囲気を感じさせてくれる。以前にも書いたがディズニーのアニメーションの「ファンタジア」を観ているような感じ。
ランビエールの音楽に対する感覚はSalom Brunner さんの力が大きく働いているのだろうね。いいチームだ。。

ジョニー・ウィアーにしろ、ジェフリー・バトルにしろ、表現力に高い評価をもらっている選手達は音楽に対するこだわりがものすごく強い。当然、選曲も連盟やらコーチやらコリオグラファーの言いなりには決してしてない。自分の意志で音楽を選び演じている。そしてそういう選手本人の意志をきちんと周りが尊重しているのだと思うのよ。
どんなに凄いプログラムも選手が演じきれなくては駄作になってしまうもの。
今のフィギュアスケートは新採点システムの為か以前よりもずーっとプログラムの傾向が似たり寄ったり…、でも、そんな似たり寄ったりのプログラムはかえって各選手の音楽とプログラムへの理解力の差を浮き彫りにしているような気がする。。残念ながら、流行のプログラムによって個性を失ってしまった選手も多いもの…。