Tour de France Stage 21

ついに最終日。あっという間の3週間。それにしてもジロ後の脱力からスカパーのジロ放送、スカパーのツール・ド・スイス放送、そしてツール・ド・フランスと。。テレビ観戦続きの疲労感でいっぱい。。
http://www.cyclingnews.com/road/2005/tour05/?id=results/tour0521

ランス7連覇の最終ステージにふさわしい面白いステージだった。
雨のスタートから晴れのゴールに。お天気の神さまがランスに最後の試練とそして祝福を与えたような…。雨に濡れて危険な石畳、雨に洗われた美しいシャンゼリゼの緑、すみきった空の下の表彰台と、とても印象的。

シャンゼリゼのゴールをとったのはヴィノクロフ

ボーナスタイム争い*1のスプリントポイントではゲロルシュタイナー勢にかこまれてピンチか…と思われたが、なんとそれを一人で撃破。ショッカー達を一人で蹴散らす主人公のようだ。。そしてそして、ゴール前でもやっぱりアタック、マクギーに先行されてしまいもう無理か…って思われたが…、なんとネバネバと追い付き、そして飛び出してゴール!!!素晴らしい!!あの微妙なカザフスタン国旗色*2のジャージがとても美しく見えたゴール風景だった。

ランスはこれで引退。

この日記にもロコツに出てしまっているが、、私はランスの強さをあまり喜んだりしないタイプ。。むしろ、ランスが強いと凹んでしまうクチ。。だって、あまりにも立派すぎて…なんというか挫折の多い人生を歩んでいる私には目が潰れてしまいそうな眩しさだよ。よく言うじゃないか、頑張っていっぱいいっぱいの人にそれ以上さらに頑張れって言ってはイケナイって。。って、ちょっと脈絡が無いな。。
そんな私もランスの最後の表彰台の姿には涙が出てきてしまった。リアルタイムでランスの強さを見続けて*3きたことは本当に幸せなことだよ。。ランスには心からおめでとうと言いたいよ。。そしてありがとう。。

*1:ってまさかやるとは思わなかったよヴィノ…

*2:これはヴィノだけが似合う色だよ

*3:といってもランスの偉大な歴史のほんの後半部分にすぎないな…