ヴィクトル・ユーゴーの「ノートル=ダム・ド・パリ」

アンドレイ・グリアツェフのFPにちなんで。


現在では「ノートルダムの傴僂男」というタイトルでは無いのですね。。
バレエになったり、ディズニーのアニメになったりと有名な作品。
原作はヴィクトル・ユーゴー。けっこうきっつい作品。。人間の尊厳を考えさせられる。
カジモドとフロロのなんとも言いがたい二人の間柄がとっても良かったのだが…。しかし、それだけならば「おフランス文学」にはなりませんからね。はい、魔性の女エスメラルダに魅せられていたフロロは邪な思いを抱いており、カジモドは純朴にエスメラルダを思い…自我に目覚めて…。そして悲劇に。
単純に考えると救いようが無いな。。
そんな救いようが無いような気分になったら、やはり「レ・ミゼラブル」を読もう。
ファンティーヌの愚かで悲惨な人生は、結果として、一人の無知な男の人生(心)を救うことになるのだから。

レ・ミゼラブル 全4冊 (岩波文庫)

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