・・・エキシビションも終わってしまった・・・。

オリンピックが終わってしまいました。
4年間が終わってしまった。。。
オリンピックのエキシビションにはいつもどこか寂しいものを感じてしまう。まだまだ祭りが終わって欲しくないような、、だけども、もうお腹一杯のような。なんとも不思議な感覚。


放送でちょっとだけバックステージの様子が流れましたね。。ジョニーのオチャメな姿、、そして、華麗な陸上ぴょんぴょん。ジェフのエアロバイクでグタ〜。ライサのリラックス姿・・・と、ありがとう国際映像!男子ファンにはたまらない映像でありました。

今回のエキシはちょっと地味目のナンバーが多かったかな。これぞエキシってかんじのプログラムを披露してくれたのはマルガリオ達だったように思います。
イタリアンなダメ男のマルガリオと肝っ玉姉さんのバーバラさんという組み合わせはとてもステキ。ヘタレだけども憎めないイタリア男代表のマルガリオなのでした。
デンコワ/スタビスキーもとても印象的でしたわ。。・・・もっと上の順位のところで滑ってほしかったわ〜。スタビ君の華麗な滑りに感激。しかし、この二人ってますます雰囲気がそっくりになってきたね、姉と弟のようだわ。
イタリア君ことゼレンカ君もなかなか良い演技でしたわ。そういえばフリーに進めなかったのでしたね。次に彼の動く姿を見る機会があるかどうかわかないので・・この映像は大事に大事にとっておきましょう。
ジョニー・ウィアーの「My Way」、力みがなくゆったりと美しく素晴らしい。これこそジョニー。それにしても・・・この早い滑走順なのに何故だか既に大トリのような雰囲気のジョニーにちょっとだけ吹き出しそうになったりも(笑)繊細なのに妙に余裕の貫禄をみせるところもあって、不思議な人だ。このギャップもジョニーの魅力の一つだね。あのフリーの後はさぞや落ち込んだだろうなぁと心配していました。こうして元気な姿を見る事ができてとても嬉しい。・・・カルガリーの世界選で表彰台の一番上にのれそうな予感・・・
エヴァン・ライサチェクは「Sway」できましたね。最初に音楽がうまくかからずにちょっと可哀想だった・・・でも、そのときの表情と仕種がとても可愛かった・・・それが見れただけ得した気分だったりも。ごめんよ、ライサ。ノビノビ演技でとても心地良い。それにしても心底「大物になるに違いない」と実感させられたこのオリンピックでした。来年の世界選@東京で生ライサ、今から楽しみだ。実は今のトップ選手達のうち生での姿を見たことが無いのはライサだけなのだ。
ジェフリー・バトルは新しいエキシを披露、というよりも、動きはいつものジェフ風振り付けに新しい曲を使いましたねって感じだ。ライサと同じマイケル・ブーブレの曲「Feeling Good」。けっこう好きアーティストなので嬉しい。でも残念ながら歌詞を解っていないのよね、私・・・。時間があるときに調べておかなくては。しかしジェフは本当に色んなタイプの曲に挑むね。これには毎度感心させられます。「音」を大事に滑るので、同じ動きでも違う曲にのせると全然違う味になる。実は生放送で見ていたときはそれほど良い演技だとは思わなかったのだけども、録画したものを見直してみると、、なんともスルメのように噛めば噛むほど味が出てくる。姿は可愛くとも実は粋で大人な演技のジェフなのでした。それにしても・・・未だに顔がげっそり痩せたまんまだね、、ちょっと心配してしまうよ。・・・燃え尽き症候群にかかっていそうな・・・。ところで、やはりエキシ用衣装を用意してこなかったな・・・ここでもそうだということには何かすっごいポリシーを感じるけども〜オリンピックなのに〜(泣)!!!
ステファン・ランビエールはおなじみになった「You're beautiful」。このトリノではSP、FPともにプログラムを演じることにおいては会心の出来ではなかったランビですが、、エキシではばっちり決めてくれた。躍動感と情感、そして世界チャンピオンとしての意地もたっぷり。とても素晴らしかった。Uさんがランビを「ヨーロッパの哀愁漂う」とおっしゃていたことを思い出しました。ランビのスケートはロシア的でもなく北米的でもなくまさに欧州なのだわ。

とりあえずここまで。
金メダリストの華麗は演技や他選手の演技にはまた後ほど。

ところで、フィナーレはツボな場面が色々とありましたわ。
・ランビとジェフのジャンプがしっかりとシンクロしていたこと。
・ランビのノリノリ姿。
・しっかりとまん中の目立つところに並んでいるジョニーとライサ。さすがアメリカン。
・凄すぎるプルシェンコ・・・。



ジェフの使った曲はこちらに↓

It's Time

It's Time