ツール・ド・フランス3 今日からピレネー

今年はまったく気合いの入っていない私の日記であります。いや、なんというか、そう、02年もそうだったのですが、まず冬のオリンピックのあった年というのはその後が燃え尽き症候群にかかってしまって、もう「応援モード」はお腹いっぱい…なところがあるのです。それに加えて今回はジロでのことや、ツール直前でのドーピングのすったもんだがあったこともあって…頭が素直に観戦&応援モードに入ってくれないのだ。特にやはりバッソの件が自分の中で釈然としないというか、やりきれなさがあるというか…このあたり、私はシモーニのファンなので…なんとも釈然としない思いがあるのです。もちろん、今回のバッソ達のツール追放は「黒」だからではなく「疑惑に名前があがった時点ですでにダメ」というものなので…、ジロでのことに結びつけることはできません。それに、レースの結果はさまざまな状況の果てに出るものなので、一つの状況が違ってくるとその後の状況は全て違ってくる、だからこそ、面白く、勝つことはとても難しいことなんですよね。バッソ*1がいなかったらまた違うレースが展開されていたでしょうし…、単純に1位と2位の人がいなかったからといって3位の人が絶対に1位だったとは思えない。バッソがいようがいまいがシモーニさんの結果もまたどうなっていたかなんてわからない…そもそもシモーニさんはアシストのピエポリに劣ってしまっていたし…。ただ、あの20ステージ、バッソシモーニさんの間に起きたことを考えると…なんだか胸が痛くなってしまって…やりきれないような思いに捕われてしまって、あの20ステージの一件でも、釈然としないものを抱えていたところに*2、今回の件、、もう…胸に鉛の固まりがあるような気分が続いてしまって、、どうも観戦に身が入らない状況が続いています。当のシモーニさんはモチベーションあらたに頑張っている様子なので、私も気持ちを切り替えて行きたいところなのです。

さて、今日から超級が登場する山岳ステージ!シモーニさんは今回はチームの為に走っているようですが、、しかし、やっぱりシモーニさんのすいすい奇麗なダンシングと華麗なアタックを見たい!…やってくれるかなぁ。

感想メモ

ボーネンが元気が無いと寂しい。ゴール前の伸びが全然無いのが寂しい。でも、ツァべルに差されるくらい不調っていわれちゃうと違う意味で悲しいオジサン贔屓な私。
フレイレ、病弱なのに運の強い男ってイメージだけども、ほんと、効率がイイ選手だ(笑)いや、違うよね、いつも怪我や病気に泣かされて、走れない辛さがあったからこその結果なのだろうね。かっこいいです。
マキュアン、ほんと忍者だ!いつのまにそんな前へ。

*1:あと、同じくリストに名前があがった2位の人

*2:どっちが悪いとかそういうことではなく、そうなってしまったことに対してです