しめっぽい私について、追記

http://d.hatena.ne.jp/kasumi151/20061204/p1
コメントを読んでいたら、昨日の私の書いたことが誤解されてしまったかなぁと思えてきたので、少し追記しておきます。
ベテラン選手が若手選手に抜かされていく時期がくることを嘆いていてはスポーツ競技のファンをやっていけませんがな(笑)若手が格上の選手を倒したり、ベテランが精神力や芸の深みで踏ん張りを見せたり、若い才能の技術が味わい深い演技をするベテラン選手を倒したりと、それがあるからスポーツ鑑賞は面白いのではないかな?

で、具体的なジェフの件について
私は正直なところ、たとえ怪我をしていなくても今季のジェフが彼等と闘っていくのは非常に困難になるだろうと思っていました。すでに昨シーズンの時点で大ちゃんにはかなり迫られていましたもの。あと一歩半ほどの何かがジェフにおよばずで、ジェフはなんとかトリノまで逃げ切ったといった感じだったから。
今季のジェフはもう、ジュベールや大ちゃん織田君のような「バンクーバーで金をとってやる!」「今シーズンは一番上に立つ!」というようなモチベーションは無いように思えた。いや、もちろんアスリートたるものやるからには一番上を目指すものでしょうが、しかし、本当に「絶対に世界選の一番上をめざす!」というモチベーションがあれば今季の大学復帰*1。はありえないのではないかなぁ…と私は思っております。情熱を他の分野と半分にして頂点を目指せるような、そんな甘い世界ではないと思う。スケート以外にもやりたいことがいっぱいあるのは素晴らしいこと。だけどもその状態で、持っている情熱の全てをスケートに賭けている選手に勝てるほど甘い世界では無いはず。それを一番良くわかっているのは、03-04シーズンの失敗をへて、あれほどこだわっていた学業両立をやめ、トリノの為にスケートにフルタイム専念したジェフ本人だと思うの。それでもまた両立を選んだということは、学業と競技を両方ともがんばって「続けることそのもの」にモチベーションを見い出そうとしていたのではないかなぁと、そう感じていた。もちろん、続けるからには勝ちたいだろうし、負けず嫌いだから、負けたらそりゃ悔しい思いをするはず。だから私は今季は色々な意味をこめて「ジェフなりの闘いを応援する」といつも書いてきた。
でも、今季のジェフは疲労骨折という再発しやすい怪我を抱えていて自身の身体と闘うことになった。競技の舞台に立つことも出来ていない。華々しくも過酷で厳しいフィギュアスケートの世界そのものにどうしようもなく泣けてきてたの。

この件はあくまでも私の雑感。当たり前のことだけど、ジェフがどういうモチベーションで今季の準備をしていたのかはジェフと彼に近しい人しかわからないからね。

ジェフ本人がポジティブにがんばっているのに、ファンである私がしめっぽいことを言うのはやっぱり良くないね。。この話はこれで終わり!

目がハートのパトちゃんのフリーに続く!!!

*1:フルタイムでクラスをとっているわけではありせんが、それでも、ジェフの通っている大学は単位取得がそれはそれは大変なことで有名