Canadian Championships(7) 男子ショートの演技

動画があがってきていました。
ざーっと雑感。

パトリック・チャン

ウォームアップの映像とともにプロフィール紹介VTRが放送と。子どものころの写真とか、天野コーチのコメントと練習風景。コルソンコーチとの練習風景も含まれていました。いつでも天国で見守ってくれているね。ショートプログラムの演技はジャンプ以外はとても良い出来だと思いました。エリックのときよりもずーっと滑り込みができています。特にステップはとても見応えがあります。演技終了後のはにかんだような笑顔がかわいいね。ウォームアップ中もずーっとカメラが追っていたので…あまりにも期待されすぎな感じもして可哀想にも思えてくるときもあります。どうか長い目で見守ってあげてほしい!!バンクーバーの次の大会だって狙える年齢の選手なのだから。今回の現時点のこの順位、パトリック君にとってはこれはかえってプラスになることだと思っております。

Joey Russell

ハイライトだけの放送だったようですが、うん、なかなか素敵な選手です。キレイに滑り美しい動きをする選手ですね、想像していたのよりもずーっと良い選手だったわ。どことなくポンセロ君に似ているような感じがするかな。

クリス・メイビー

アクセルはちょっとオーバーターンぎみかな、フリップもちょっとバランスを崩していた感じがしたけども…しっかりと降りてます。素敵なプログラムでよーく雰囲気が出ていますね。でも素晴らしい出来だ。ジェフとリンクの上でタッチをしていたところがとても微笑ましい。ダグ・リーもとても嬉しそうだ。

ジェフリー・バトル

フェンスのカーブのところをスーッと、いつものように手を広げて中央へ、とても細く背だって決して高いわけではないジェフ、でもいつもこの瞬間からいきなり大きく見える。ジェフのいつものこの姿を見て本当に戻ってきたんだなぁと実感。昨年の12月のショーと比べて随分と絞ってきていますね。さすが。それにしても、なんと美しいプログラムなんだろう。ジェフがまた一つ新しい面を見せてくれたように感じました。今までにない熱さと奔放さのようなものを感じます。終盤のサーキュラーステップからストレートラインステップへ…泣けてくるほど美しいです。この音をこのように表現できる選手はジェフしかいないと思います。…ノドの奥がぐっと熱くなって苦しくなってくる。演技終了後はちょっと「やっちまった」な顔で笑顔(笑)キスクラでは出来が悪かった時に見せるいつものジェフの態度ですね。カメラ用と観客用の笑顔は忘れないけども…かなり微妙な様子の顔をしております、そしてバーケルコーチに何やらごちゃごちゃと愚痴だか文句だかなんだかを言っていて、コーチがまぁまぁと宥めているようにも見えます。いや、本当のところはどうだかわかりません(笑)
ウォームアップの際に同時に、ジェフとコーチの練習風景とインタビューもありましたね。怪我についてのことで…背骨のレントゲン画像とか使った怪我からの復帰をアピールっぽい作りなのが…怪我からの復帰は事実なので仕方のないことだろうけども…ちょっとなぁ。ジェフにしてみればそういう風に見られるのは嫌かもしれないなぁ…と思ったりも。競技の舞台では怪我も何も関係ないから。そこでの演技が全てだから。
とりあえずここまで。