World Jounior Championships(4)男子ショート プロトコルを見つつ徒然雑感…

プロトコルをチェックしました。まずショートの方ですが、ジュニアでも上位選手はステップはレベル3でスピンはレベル4をとる選手が多いんだな。この世代はそろそろ国際大会での旧採点を知らない世代でしたよね…。新採点が導入されシニアトップ選手のジュベールですら苦労していたステップとスピンのレベル認定なのだけどもね…今のジュニアの選手はたやすくとってしまうのかなぁ…。と、なんだか複雑な気分にもなったりもします。
パトリック君はパーフェクト演技というワケではなかったようですね。3Lz3Tでマイナス、FCspがレベル2のうえでマイナスと。NHK杯ではレベル4と認定されたサーキュラーがレベル3と。しかししかし、PCSにオール7点代をつけたジャッジもいるのですね〜ひゃー。私は前の記事で「トリプルアクセルのプレッシャーがないから…ノビノビ云々」などと書いてしまったけど、今季はずーっと3F+3Tと3Aとステップからの3Lzというジャンプ構成できていたので、ナショナル後からジュニアでの指定の構成に変えるこということは、リズムを掴むことなどが難しくなり、とても大変なことだったかもしれませんね。
2位通過のJinlin Guan君もパトリック君に負けず高いレベルをそろえていますね。この選手、パトリック君と同様に05ジュニアで印象的だった選手*1ですね、その翌年には放送圏外の順位だったのですが…今季は見事に復活ですね。
12位通過となった、私がほんのり熱く期待しているジョーイ・ラッせル君ですが、ルッツのコンビネーションで転倒したのが痛かったですね、今回のショート、上位選手は皆ノーミス演技が続々と…でしたからね、そしてナショナルではレベル4を取れていたスピンですが、こちらも取りこぼしてしまっているところで大きく差がついてしまいました。しかし、ナショナルではレベル2だったサーキュラーステップがこちらではレベル3の認定をうけているので…これは良かったです!
そしてそして、最週滑走だったティッシェンドルフ君、なんと20位という結果で(汗)…ルッツのコンボのセカンドがダブルでダブルアクセルもマイナスでステップからのフリップで転倒と…全てのジャンプがメタメタだったということですな…。

とりあえずここまで。