雑談とジェフのGo the Distance…

私がワールドを振り返り雑感を書けずにいるうちにすでにJスポーツの放送が始まってしまってしまいました。デンコワ&スタビスキーに心鷲掴み。私はODのみ生観戦だったのですが、もうODのときのスタビスキーはまるでなにかに取り憑かれているかのようにも思える滑りで…本当に素晴らしかったです。
しかし藤森女史の解説って本当に面白いというか…フィギュアスケートがどういう競技であるのかを思い知らされるというか(笑)なんというのかなぁ…新採点になってからも結局のところ「ジャッジが誰を勝たせたいか」ということだけは変わらないのだろうなぁと…PCSやGOEの意味ってなんなのだろう…と考えさせれることが本当に多いです。と、だからこそどのジャッジからも支持されるような良い演技をいつでもどこでもずーっと見せ続けていかなくてはならないという、とても難しい競技なのですよね。

JeffButtle.comフォーラムのCSOI2007のスレッドに常連さんが撮影した動画があがっております。グル−プナンバーとそして…ジェフのGo the Distanceがあります。今のジェフにあの歌詞にのると…どうしても泣けてきてしまします…。しかしながらやはりジェフはあらゆるものを芸のコヤシにする実にしたたかなアーティスト根性の持ち主だと感心してしまったりもします。ジェフはやはり強い人だと思います。
照明が暗いのでだいたい雰囲気しかわかないのですが、出だしの部分のフライング〜ステップ〜ウィンドミルのところがとても素敵、そしてアウトのイーグルからイナバウアーの流れの美しいこと美しいこと、フライングスピンの際の着氷はとても優しく、そして終盤のステップは熱いです。これを是非ジャパンオープンガラで見せてもらいたい。
それにしても、競技用のプログラムを滑り込む時間も充分になかった今シーズン、新しいショーナンバーを二つも作るという…その姿勢にも感動します…本当にプログラムを作る過程が大好きなのだろうなぁと。
そういえばこのGo the Distanceの衣装、02-03シーズン4CCのエキシで着ていた衣装に少し雰囲気が似ていてどこか懐かしいような気持ちにさせられました。
そして例のアフロのナンバーもありますね。これ、ジェフ一人だけ頭が大きくて可笑しい、しかも動きがけっこう洗練されていて美しく、でもノリノリなもんだからよけいにヘンテコに見えます(笑)でも世界選後から僅かの時間でこれだけのナンバーをおぼえて滑っているのですよね…スケーターってほんと大変な仕事なのだ。