カップ・オブ・チャイナ(BS1放送)感想メモ その2

男子

SP

アンドレイ・グリアツェフ

昨シーズンから持ち越しの「カルメン」。衣装が昨年のよりもステキだ。背中は牛の絵かしら。最初の3Lz-3tがややつっかえた感じだったのが惜しい〜トリプルアクセルは素晴らしい、、久々に男子のジャンプを観た〜という感じ。サーキュラーステップが凝っていて、昨シーズンから改良されているのかな。昨シーズンに観た際はあまり好きなプログラムではなかったけど、今見てみるとなかなかステキだわ。

エマニュエル・サンデュ

03-04シーズンに使っていた「タンゴ」。ジャンプがボロボロだったけど、以前のエマならその時点で集中力を欠いたような演技になることが多かったと思うのだけど、今季のエマは何かが違う。最後までイキイキと滑っている。
・ランビはダイジェストですか・・・。

FS

エマ

何度見てもこのプログラムは良い。ただ最初のコンビネーションの着氷が詰まったような感じになるのが惜しい〜。

ミン君

4S-2tさすが。ただ、この曲、「ボ〜ネン!」だ・・・ってロードのファン以外の人には何のこっちゃだろうけど、、いや、もうフィギュアで「ボ〜ネン!」ってなるだけでもう可笑しすぎて…。全ての印象がぶっとんでしまいました。ごめんよミン君。

フェレイラ

私にとってこの曲はジュベールの印象が強いのだけど。その所為ってわけではないのだろうけど…なんだか味気ないような印象かと。うーん、いつもフェレイラに対して何も書くことが無いのが…なんとも。

アンドレ

ぎゃ、凄い衣装だ…って登場した際は思ったのだけども、これが動いているとプログラムに良く合っていてステキだった。鎖に縛られた獣のようにも、十字架のイメージにも見えて、シースルーで透けて見える身体が人間の本能を象徴しているように妙に官能的に見えたりと。。いや、あの赤い舌のような部分はちょっと変だけど、私はこの衣装、すっごく好き。そしてこのプログラム、今シーズンの私のお気に入りランキングの3本の指に入るかと。アンドレイはカジモドなのかどうなのかわからないけど、あの演技から「猛々しさ」と「優しさ」と「葛藤」のようなものを感じたよ。サーキュラーステップもその後のスピンもとても凝っている、そして中盤のムーブインザフィールドが柔らかい雰囲気が生かされていて…味がある。技術も表現力もまだまだ未熟な部分がいっぱいあるのだけど、未完故の魅力がいっぱいというか、彼がカウベル鳴り響くリンクで転びまくっていた02ジュニアワールドを思い出し…感慨深く…その所為でしょうかね、かなり良い演技に見えてしまったのでありました。

ランビエール

音楽はオーソドックスな「四季」なのだけど、ランビが滑ると、なぜかポップでモダンな印象に。すっかり貫禄もついて、まずは7〜8割の力で滑っているような感じを受けた。トリプルアクセルが苦手なのが惜しい〜。4回転を二つきっちりと入れてきているのはさすが。サーキュラーの中盤でピョンってはねるような動きがツボ。最後のスピンは圧巻…新採点の評価って変!って思わずにはいられない。シーズン第一戦で4回転を二つ入れたのだから…今シーズン、かなり期待できそうな気がする。

かなり見ごたえのある大会でした。
感動が薄れないうちに…と一気に書いたので誤字脱字やらカンチガイがいっぱいありそうだけど、とりあえずは見終わった直後の感想でした。