グランプリファイナル(10)思い出しつつ、衝撃的だった女子

http://www.isufs.org/results/gpf0506/CAT002RS.HTM
すっごい場面に遭遇したんだなぁと、なんだかこの結果をどう受け止めていいやら、いまだあの時自分がどう感じたかを上手く言葉に出来なかったりと。
今回のファイナルはいわゆる今までソルトレイク五輪以降トップを走ってきた面子とはやや違った顔ぶれで、うーん、なんだか不思議な感じ。。
個人的な印象としてはやはりスルツカヤが圧倒的で。。しかし、、しかし、しかし、しかし、浅田真央ちゃんが今までの何かをぶち壊したのよ。。真央ちゃんとスルツカヤに同じ基準で競わす事にムリがあるような気がしてしまったりもするのよ。真央ちゃんのはあくまでも15才という年齢の上での「すばらしい」なのかもしれないし、このへんのことについては自分でも上手く受け止められない部分もあったりする。
でもでもでも、あの真央ちゃんには全部を超越した、そして努力とか苦労とかそういったモノとは無縁の付き抜けた世界があったのよ。。ほんとうに「おとぎ話」の世界のようだった。そりゃもちろん彼女にだって15としての色々な葛藤や努力があるのでしょう、でも、あの演技は汗を感じさせない、、ほんと妖精って言葉がぴったり。天才とはこういうものなのかと。真央ちゃんの演技中、これが競技会であることを忘れてしまうほどでした。。
最近、新採点システムの影響で女子の演技が似たりよったりで、全員何が何でもブレードを掴みたかるって内容で、、全員が全員柔らかい身体をしているワケでは無いのでね、、努力している姿は美しいけども、、でも演技を見ているとちょっと息が詰まりそうな感じになってしまう。そんな中、真央ちゃんの余裕の技術に心から「うぁ〜」っと感嘆の声を上げてしまいましたわ。

真央ちゃんがトリノに出られないのは本当に残念だけども、、でも、これからもっともっと大きな選手なるはず。彼女がアスリートとして様々な経験を積んだ後にどんな演技をするようになるのかがとても楽しみです。。

ショートについて、そして他の女子のフリーについては、、すみません、こまかい印象がぶっとんでしまっております。また放送を見てからに。。