ティモシー・ゲーブルの引退 公式発表

http://www.usfigureskating.org/Story.asp?id=34289&type=news
おつかれさまでした。

もうあのフラフラ〜って滑って、ほっそーい軸でクルクル〜ってまわるジャンプを見られないのかと思うと寂しいね。
ソルトレイク五輪前後のあの凄まじい4回転時代の顔的存在でしたね。クワドを決めないとゼッタイに上に行けない時代、逆にクワド入りで手堅くまとめればどんな演技でもある程度の高いプレゼンが出る時代。私にとってゲーブルの存在はあの時代のフィギュアスケートの楽しい部分とつまらない部分の両方の象徴でもありました。
でも、あれだけジャンプを決めてくれると、もう気分がスカッとするというか、見ていて楽しくなるというような、そんな選手でもありました。
ソルトレイク五輪での4回転3つ入りの「パリのアメリカ人」は素晴らしかったですね。当時「あぁゲーブル、調子良さそうだ、、これでは本田君の銅メダルが〜」ってちょっぴりフクザツな気持ちで見ていたものですが、最後の方はひゃ〜ここまで決めるか〜と大興奮で見入ってしまったもんですわ。

ここ2年ほどは故障やら体調不良やらで思うように滑れないようなのが見ていて痛々しかったのですが、それでも、最後まで一生懸命闘う姿はとてもかっこ良かった。

これからは学校やらテクニカルスペシャリストの勉強に励むのでしょうか。
いつか日本の試合にもやってきてもらいたい。