ジャパンオープン(6)今になって思うと…

今さらですが、私の観戦日記、興奮した勢いで書きなぐったもので、ずいぶんとめちゃくちゃなこと書いてますね(汗)
後から読むとね、すごく意地悪な小姑的な見方をしている部分と、ものすっごくエコ贔屓で目がハートな見方をしている部分が混在していますね、いやはや、なんともお恥ずかしい。


こういった興行要素の強い競技会とかアイスショーに対してはね、通常の競技会を見るのよりも、どうしても厳しい目になってしまいます。
スケーター達は報酬を貰ってます。私のチケット代の一部は彼等への報酬ってことよね。お金を貰うということはとても大変なことだよ。社会人ならば誰でもわかりますよね。お客さんを満足させてこそプロだと思います。
しっかりと演技で見せて、さらにその他の部分でも会場を盛り上げようとする男子のベテランスケーターには唸らされましたわ。あれだけ会場が盛り上がったは彼等のリーダーシップのおかげですね。若い選手だけでは出来ない、ベテランの力ですね。


そうそう、でも、私は「お客様は神様です」って考えは大きらいだったりします。だって、どう考えてても、そっちの感性が乏しすぎるよ、って言いたくなるお客さまもいるものねぇ、ほんとに・・・。これは、ゴーマンといわれようと、社会人としての正直な思いですわ。そこまでお客さんの為に自分の魂を売れないよ、、ってことありますから。でもね、このあたりとても微妙な問題で、それこそ、私がお客さんの求めるものを理解する才能が足りないんじゃ、、ってことも多いにあるのよ、ね、このあたりのことを考えだすと、ほんと、堂々巡りになってしまうね。まだまだ人生修行が足りない私なのだ。
だからこの観戦レポも、私の感性が悪いってことも多いにあります。
同じモノを見ても自分のその時の精神状態で全然違うように見えてしまったりするものだからね。

マイナスの目で見るとね、なんでもマイナスで見えてくる。不思議なもので、ケチをつけるといくらでも付けられるのよ。不満を書き出すと変なマイナスオーラに取り憑かれてしまって、けっきょく自分がネガティブな部分をさらけだしているだけになってしまってたりと、

・・・なんというか、メディアは若い天才やらアイドル選手の復活やらね金メダルやらばかりを持ち上げてね、このイベントが彼女らだけのもののような、そんな感じの報道に対し、あの海外選手達の奮闘ぶりを思うにつけ、ちょっぴり腹立たしくなってしまい、あえて、世間が騒ぐことに対しては冷淡なことを書きたくなってしまったところがあったのかもしれません。