祝 Canadian Championships(9) ジェフリー・バトルのフリープログラム

動画を見ました。
怒濤の拍手とスタオべです。
フィギュアスケートとはスポーツでありアートである…ジェフはまさにフィギュアスケートな人なの。
何度も同じことを書いてしまうけど、こんな曲をこんな風に表現できるのはジェフしかいない。
ウィルソン氏とジェフ、昨シーズンの”グールド ”はそれまでのジェフの集大成といった感じのプログラムで、あれ以上のプログラムを作ることは難しいのではないかと思っていたのですが、この”アララト "でジェフの別の姿を引き出してきた。そして新しい動きをいっぱい取り入れてきている。長くコンビを組んでいるとマンネリに陥ってしまいがちになるところですが、よくもここまで新しい世界を作ってくるものだと、二人の感性に脱帽です。
さて内容ですが、最初のループの入り方がとても美しく印象的です。そして問題のトリプルアクセルのコンビネーションですが、もうほとんど助走をとらず構えずに曲のタイミングでスッと美しく。そして膝をつかってスライドするところがめちゃくちゃかっこいい!そして次のスピンの入りかたがとても美しいのだ。得意のフリップのコンビはちょっとあぶない感じだったわ。サーキュラーステップは曲想が切り替わったところでパッとかっこよく踏みはじめる。次のアクセルは残念ながらシングルになってしまったけど、でも、音楽の流れからする転倒するよりかはよかった…点数的には回りきって転んでいるほうがいいのだけどもね。その後のイナバウアーからのサルコウの流れがなんといえない味があって素敵。そしてスピンともに曲想が変わり〜トリプルフリップ〜そして圧巻のストレートラインステップ、そして根性で降りたトリプルルッツ、ここから拍手鳴りやまず、最後のスピンの途中から観客総立ちに。…ジェフにこの怒濤の拍手と歓声は聞こえていたのかいないのか…ただただ一心不乱といった様子のフィニッシュが印象的でした。
やはり体力的にかなり厳しかったような様子だわ。でも自身の演技に納得したような様子で笑顔に。キスクラではすぐにいつもの反省会(笑)そしてショートの時とは違って和やかな笑顔のジェフでした。
今回の衣装…私はすごく可愛いと思うのですが(笑)でも賛否両論ありそうな気がしますね。アルメニア音楽の感じによくあっていると思う。腰の部分の内側の裏地が袖と同じブルーなのですよね、これが動いているときにとても印象的なのだわ。そうそう、ちょっと面白かったことなのですが、Vaughn Chipeur君の点数が出るまでの間にウォームアップしているジェフの姿がうつったのですが、この衣装って上着と白のハイネックはセパレートされているのですね。上着を脱ぐと袖がただのノースリーブになっていて…なかなかその姿もかわいかったです(笑)と、気になるのは下の袖ですよ、襟元と同じ模様がはいっているのでてっきりその白のハイネックと繋がっているのかと思ったのだけども、ノースリーブということは…その袖の部分は袖カバーみたいになっているのでしょうか…そういえば、こういうドライブ用の日焼け止め袖カバーみたいなものって売ってますよね。

とりあえずここまで〜。