雑談

ヨーロッパ選手権も全米選手権も終わりましたね、ワ−ルド前の大事なタイトルは全て決りました。4大陸選手権があるけど…これは誰もがどうしても欲しいというタイトルではないでよね。今回は久しぶりに豪華な面子になったけど、上位の有名選手達はワールドに向けての調整試合だろうから…もちろん皆さんここで負けるのは嫌なのだろうけどね(笑)
全米選手権の男子は…明暗がはっきりと別れてしまって…きつい展開でした。スケートの神様は残酷なことをする。3連覇中のディフェンディングチャンピオンに厳しい試練を与えたものだなぁと。4連覇に挑むのならそれ相応の準備をしてこい!ということだったのかな…。与えられた試練をどう乗り越えるか、また、今回の厳しい現実をどう受けとめたのか、その答えを出すことは…今季の東京では難しいかもしれないが、かならず次へのコヤシにしてくれると信じたいです。

さて、ヨーロッパ選手権ブライアン・ジュベールが2度目の優勝。…やはりランビエールの不在でちょっと寂しい闘いだったかな?ジュベールとそれ以下の選手とではあまりにも力の差があったように感じました。4回転を入れた選手が多かったことにはとても感激しましたが、なんというか全体的にプログラムと演技のスタイルに新鮮さを感じられずどこか古くさいような感じがするところが残念でした。個性的であることは素晴らしいことだけど、それがスケーティングと一致していない選手が多いような印象です。それがヨーロッパ選手権的といえばそうなので、そこが楽しいといえば楽しいのですけどね。
そうそう、スイスの2番手の選手はランビエールショーン・ソーヤーを足したような動きをする選手でなかなか素敵でしたし、そしてオスマン君もイキイキと滑っていて、技術的にもすばらしく進歩しているようで感激しました。あと、ドイツの2番手のフィリップ・ティッシェンドルフ君、すさまじく美形ですね(笑)いや、外見だけでなく演技もとても素敵でした。ジャンプにはいる際の手の感じがちょっと独得の感じだけど、解説の宮本くんもおしゃってましたが、タイミングで跳ぶような感じのジャンプで、プログラムが一つの流れになっていて魅力的。まだ18才ということで、これから先どんな選手になっていくのか楽しみだわ。18才にしてはすばらしく表現力のある選手だけに、来シーズン終わりくらいまでにトリプルアクセルを安定して降りれるようになるかどうかがスケート人生の別れ道かしら…どうかしら。
・そのティシェンドルフ君の華麗なお姿は↓
すごい衣装のショート→http://photos.skatetoday.com/displayimage.php?album=56&pos=200
美しいフリー→http://photos.skatetoday.com/displayimage.php?album=56&pos=201