Four Continents Championships(3)男子フリー(追記してます。さらに追追記も)

昨日のペアの件のショックと、女子の村主さんの件での落ち込み中の私ですが、さて男子ですね、男子です。
フリー結果↓
http://www.isufs.org/results/fc2007/SEG002.HTM
総合結果↓
http://www.isufs.org/results/fc2007/CAT001RS.HTM
ということで…やはりカルメン強し!エヴァン・ライサチェク君が逆転優勝しました…この点数的には4-3は降りているのかしら。そうそう優勝は2回目だったかな?おめでとうございます!…しかしカルメンの法則といわけではないのだろうけど…毎度の予想通りの展開故に何故だか笑いがこみ上げてきてしまう〜。ジェフリー・バトルは残念ながら2位と、3度目の優勝はなりませんでした。そしてそして3位にはジェレミー・アボット君、これはうれしいうれしい結果だよね。皆さん高地という大変な条件の中本当におつかれさまでした。…メイビーくんはフリーだけなら3位だったのね、がんばりました。
しかし…今年のワールドがますます楽しみになってきましたね。一時期はジュベールの一人勝ちかとおもわれたときもあったけど、大ちゃんのすさまじい大逆襲と…そしてここにきてエヴァン君がスーパーカルメン化と…エヴァン君の成長っぷりがすさまじいです。しかし…世界選手権というのは前評判通りにはならないこともおおいので…何がおきるかわからないから…だから面白い。

さて、ジェフのTESの71.94という点数でディダクション無しということはダブりやすっぽ抜けをやっているのだと思うが…しかし…カナダナショナルでもトリプルアクセルひとつすっぽ抜けでTES72.22だったので…今のジェフなりに充分ふんばったのではないかしら。一番気になるところはやはりトリプルアクセルをひとつは降りれているのか、そしてステップどの程度の認定をされているのか…でしょうかね。スピンはナショナルでは取りこぼしなのか敢えてなのかわからないけどレベル3認定が二つあったから…さてさてプロトコルを早く見たい。PCSは…この大会全体が随分と辛いような気がするのですが、とにもかくにも復帰後初の国際試合で初めての演技にしてはまずまずなのではないでしょうか。もうすこし滑り込みをすれもっと上がるはず。(追記:クワド無しのプログラムで一つ目のアクセルをダブって二つ目がシングルになったことを考慮すると充分な点数かもしれませんね。やはりジャンプもプログラムを構成し音楽を表現する要素のひとつであるはずなので。だからといってヨーロッパ選手権などのように難易度の高いジャンプを降りればPCSも高く評価されがちというのことには少々考えさせれられることが多いですが)

追記

ISUサイトに詳細が少しだけ
http://www.isu.org/vsite/vcontent/content/transnews/0,10869,4844-128590-19728-18885-266752-3787-4771-layout160-129898-news-item,00.html
最初のアクセルがダブルに、二つめがシングルに…ということで、トリプルアクセルは入れることができなかったようですね。まだまだ本当に厳しいのだろうけど…東京ではクリーンに降りられるところまで持っていけますように!…しかしクワド無しでトリプルアクセルも無しでもこの点数になってしまうところが…いいのだろうか…ジェフ恐るべし。ジェフってことで充分納得だけども…いやはや…ジェフらしい点数で(笑)
まずは国際大会に復帰おめでとう!おつかれさまでした。大きく崩れずに滑りきったくれたことが嬉しいです。

追記

と、写真やプレカンの動画がさっそくあがってますが、ちょっとびっくりしたのが、今回はラファエル・アルチュニアンにも来てもらていたのですね。↓一番上。
http://www.usfsa.org/event_related_details.asp?ri=content/events/200607/fourcontinents/backstagepics-14.htm
今シーズンは怪我のためレイクアロウヘッドにトレーニングへは行ってすぐ戻ることになってそれ以降は行くことができなかったようですからね、せっかくのアルメニアン音楽のプログラムですから、ここでしっかりとアルチュニアンコーチに見てもらえてよかった。ところで、ワールドまでに一度レイクアロヘッドにトレーニングに行けないものなのかな?正直なところ、ジャンプを跳ばすことに関しちゃバーケルコーチよりもアルチュニアンコーチの方がずーっと上手だと思うのだわ…*1ジェフの全く構えずに美しくスッと跳ぶトリプルアクセルはバーケルコーチではなくアルチュニアンコーチに教えてもらうようになってからのものだから。とはいえ、今のジェフのアクセルの問題は技術的なことでなく怪我による身体と心の問題が大きいだろうから…今まさにそれを克服しようとバーケルコーチと一緒にがんばっている真っ最中なのでしょうから。練習で降りれるようになるのも本当に大変だったことだろうけど、試合で降りれるようになるのはもっともっと大変なことなのだろうから。これで怪我明けから2試合目、初めての国際大会だったのだから。

とりあえずはここまで。

*1:というかバーケルコーチはジャンプを跳ばさせるのが下手かもと…織田君のジャンプは日本で培われたものだし(汗)