4CC、ジェフの演技詳細を見ての雑感…etc

プロトコルで確認しましたが、ジェフのショートプログラムオール4!本当だった!こちらにあります→http://www.isufs.org/results/fc2007/index.htm
本当に全部レベル4をとったのね!!史上初!これは本当に嬉しい!
単にレベル4認定されてたことが嬉しいというのではなく、ジェフがジャンプのトレーニングが出来なかった間はコツコツとフットワークの練習して過ごしていたそうですが、その苦しかった時期の地道な努力がレベル4という具体的な成果になって表れてくれたことがとても嬉しい。
と、ショートについてはテレビの放送を見てからまた色々と。

で、ジェフのフリーですが…ユーロスポーツでの放送の動画が上がっていたので見ました。
ジャンプ構成はナショナルと同じようなものにするつもりだったのかな?ナショナルの時もフリップのコンビネーションのセカンドジャンプがダブルになったのと二つ目のアクセルがシングルになったことで途中に単独のトリプルフリップを入れたのだと思うけど、今回もアクセルが二つともトリプルにできなかったことで単独のフリップを入れてきたんだよね?クワド無しにするならばここは本来はダブルアクセルの予定のところかな*1。?
それにしても、今回はアクセルがダブルとシングルになったことも大きなロスだけど、最初のアクセルがコンビネーションの予定のところだったから、セカンドをつけらなかったものね、結局コンビネーションが二つになってしまったのが痛かったかな。しかしそれでもまぁよくもこれだけのTESを叩きだしたものだと…感心してしまう(笑)
ナショナルと比較して大きな変更点は最初のスピンをシットでなくアプライトに変えてきましたね。私はこのスピンのレベルの条件というものがどうしてもおぼえられないないのですがね(汗)ナショナルではレベル3でGOEが0.42だったのだけど、4CCでのアプライトの脚変えの方が見栄えも良いように感じました、その上でレベル4が取れているので万々歳です。配点の大きさでシットスピンが多い構成になるのは仕方のないことなのでしょうが、やはりシットばかりではプログラムとして単調になってしまう。上手くキレイにレベルをとることができてよかったよかった。ストレートラインステップもナショナルではレベル2でGOE1だったけど、4CCではレベル3をもらえているのは良しですが、しかしながら、この部分の演技はナショナルの時の方がキレがあってずーっと良い演技だったと思います。最後のコンビネーションスピンがレベル3なんですよね、これはナショナルでもそうだったけど、本来ならたぶん4を狙っているのだろうけど…やはり体力的に…厳しいとか…どうなのかしら。
映像の悪い動画だったので…実際のところは良くわかりませんが、やはりたしかにナショナルの時のようなすさまじい演技ではなかったです。あの時とはテンションの違いがあきらかなような感じでした。ジェフなりに美しい演技ですが、やはり全体的にキレがなく、またプログラムの後半にさしかかったあたりからジェフにしてはあまり音楽に乗りきれていないような印象を受けました、あくまでもいつものジェフと比較してですけどね。やはり身体が思うように動かなかったのではないかなぁと。このコロラドスプリングスのリンクは、健康状態でシーズンを過ごした選手でも厳しいのだろうから、今季トレーニング不足のジェフにはそうとう堪えたことでしょう、演技終了後はそれはそれは苦しそうで…座ったまま胸を抑えているような様子が痛々しかったです。

復帰後初の国際大会、この厳しい環境とそして強力な選手と闘ったことでこれから克服していかなくてはいけないことが明確になったよね。私はファンとしては「ここまでできて充分、復帰できただけでも嬉しい」と思うのですが、そんなことを今の時点の本人が思うわけなく、思えるような人ならここに復帰できていないだろうから。あと一か月ちょっとしかないけど、でも、あと一か月ちょっともある!東京でどこまで持ってくることができるか…ひたすら念を送りつづけます。

*1:…クワド無しの場合は仕方ないと思うのだけど、男子のダブルアクセルはどうも好きじゃないんだよね、だからといってセカンドジャンプのダブルというのも好きじゃないし(笑)