World Championships 振り返り 雑談 つれづれ(5)

今季の大きめの大会の優勝者を振り返ると

スケート・アメリカ 高橋大輔
スケート・カナダ ブライアン・ジュベール
カップ・オブ・チャイナ ジョニー・ウィアー
エリック・ボンパール パトリック・チャン
カップ・オブ・ロシア ジョニー・ウィアー
NHK杯 高橋大輔

グランプリファイナル ステファン・ランビエール


カナダ国内選手権 パトリック・チャン
全米選手権 エヴァン・ライサチェク
ヨーロッパ選手権 トマシュ・ベルネル
四大陸選手権 高橋大輔
世界選手権 ジェフリー・バトル

となっております。

ひゃーっ本当に混戦。




世界チャンピオンのジェフは、GP1勝もしてないどころか、一つは台落ち、ファイナルに残ることもできなかった。ナショナルでも17才になったばかりのパトリックに負けている。シーズン初めにはローカル大会でも2位だったし…今季は一勝もしてなかったという。
ファイナル優勝者のランビエール君やヨーロッパチャンピオンのトマーシュ君はワールドの表彰台には乗ることができなかった。ディフェンディングチャンピオンジュベール君はヨーロッパ選手権では3位という、、でも、ワールドでは2位。GP2勝といきなり華麗な復活をしたジョニーはファイナルでは台落ちし、全米も同点とはいえ結果としては勝てなかった、でもワールドでは見事に表彰台に。全米チャンピオンのエヴァン君は怪我のためにワールドの舞台にあがってくることができなかった。世界記録を叩きだした4大陸優勝者の大ちゃんはワールドの表彰台に乗ることができなかった。
こうして書いてみると、、本当に恐ろしいほどの混戦時代〜。来季も本当に誰がどうなるのか…予想できない。

それにしても、そのシーズンに1勝もしてない選手がワールドで優勝というのは本当に珍しいことではないかしら…。いつ以来になるのかしら?あとで調べてみようっと。
05年のランビエール君もシーズン前半を手術で休んでいながらワールド優勝というのもありましたね。そうそう、ランビエール君は世界チャンピオンになる前には一度も、ISUチャンピオンシップはもちろんGPシリーズの表彰台にものったことのなかったのよね。初めての表彰台が世界選手権の一番上というのも本当に凄い話だ。


今年のミスター世界チャンプ、なかなか素晴らしい戦歴の持ち主なのだ。

GPシリーズ3勝(03NHK杯、04中国杯、05エリック)
四大陸選手権優勝2回(2002年、2004年)
カナダ国内選手権3連覇(2005〜2007年)
世界選手権銀(2005年)
世界選手権優勝(2008年)
オリンピック銅メダル(2006年)
05-06シーズン ISUランキング1位

とな。
あと登っていないところは…、オリンピック銀以上…なのでございますよ!(ファイナル優勝も残ってるね、銀2回なので)
でもまぁ…まず現実的には、、そうですね、、自国のエースとして獲っていて当然なはずなのに、、、なかなか獲れない「スケートカナダ*1優勝」、、このあたりを引退するまでにコレクションに加えて……、、今年のオタワ、、、どうでしょうねぇ……。

*1:もう鬼門としか思えない…汗