今さらながら…ジロ・デ・イタリア振り返り

驚き中。
……でも自転車。


今年は観戦メモをまったく残せなかったジロでございますので、、今さらですが、、結果などをまとめてメモ。

最終リザルト

http://www.cyclingnews.com/road/2008//giro08/?id=results/giro0821#res

Final General classification


1. Alberto Contador Velasco (Spa) Astana 89.56.49
2 .Riccardo Riccò (Ita) Saunier Duval - Scott 1.57
3 .Marzio Bruseghin (Ita) Lampre 2.54
4 .Franco Pellizotti (Ita) Liquigas 2.56
5. Denis Menchov (Rus) Rabobank 3.37
6. Emanuele Sella (Ita) CSF Group Navigare 4.31
7. Jurgen Van Den Broeck (Bel) Silence - Lotto 6.30
8 .Danilo Di Luca (Ita) LPR Brakes 7.15
9 .Domenico Pozzovivo (Ita) CSF Group Navigare 7.53
10. Gilberto Simoni (Ita) Serramenti PVC Diquigiovanni-Androni Giocattoli 11.03

Points classification


1 Daniele Bennati (Ita) Liquigas 189 pts

Mountains classification


1 Emanuele Sella (Ita) CSF Group Navigare 136 pts

Young rider classification


1 Riccardo Riccò (Ita) Saunier Duval - Scott 89.58.46
2 Jurgen Van Den Broeck (Bel) Silence - Lotto 4.33
3 Vincenzo Nibali (Ita) Liquigas 18.17

Combativity classification


1 Emanuele Sella (Ita) CSF Group Navigare 75 pts


ははは、こうして見てみると、、やっぱり新しい世代に移ったんだなぁって感がヒシヒシ…。
来年はバッソが戻ってくるのでしょうが、彼不在の間に大活躍している若手達を一蹴することになるのか、そのあたりも楽しみですね。

それにしても、コンタドールマリアローザ、、、あの若さで、バカンス切り上げで、準備不足で、それでもああしてサクっと獲ってしまえるものなのね〜。力があるということはそういうことかと、才能ってそういうことか〜と。マイヨジョーヌの格とはそういうことかと〜。凄い〜!という感嘆と同時にここ何年もマリアローザへの執念を燃やし続けてきた某氏のことを振り返り、、なんとも言えない切ないような思いがヒシヒシ〜。

シモーニさん、最後*1のジロは10位という成績。かつて「表彰台はもう沢山だ!」などとおっしゃっていたシモーニさん、去年ついに台落ちしながらもチーム賞で表彰台に姿を見せておりましたが、、今年はついにどこにもその姿を見ることはなかった。でも、今年も無事にミラノまで辿り着いた、、素晴らしいこと。グランツールで讃えられるべき基本は…最後日のゴールまで辿り着くこと。
シモーニさんのジロの最終日、今年はTTでしたが、、最後とてもいい顔をしていたと思います。……一人踏み続けながら何を思っていたのかなぁ。

シモーニさんのジロの戦歴

1999年

Stage5優勝
総合3位

2000年

Stage14優勝
総合3位

2001年

Stage20優勝
総合優勝

2002年

stage11優勝
が、コカイン入りキャラメル事件で追放。

2003年

stage12,14,19優勝
総合優勝
ポイント賞

2004年

stage3優勝
総合3位

2005年

総合2位(無念の28秒!!!)

2006年

総合3位

2007年

stage17優勝
総合4位

2008年

総合10位


これだけ表彰台にのぼりながらも1番上に立ったのは2回。これほどの実力がありながらも「それを生かせなかった人」になるのかもしれない。ロードレースの世界では1番しか讃えられない…。2番3番という結果は、若手選手や初めて表彰台にあがった選手はおおいに讃えられる結果ですが、スター選手にとっては敗北にすぎないから。
でも、やっぱり、私はこの結果全てを讃えたいな。

*1:ですよね?どうなんだろう