行ってきましたモリコロ THE ICE(1)

現地でお会いした皆様、楽しい時間をありがとうございました。ほんと、バタバタと慌ただしく騒がしくスミマセン

ツールのこともあり、あれこれなにがなんだか頭がとっちらかりまくりだったわけですが、無事にどちらも終わってしまった……。この時期にショーがあることは幸せなことに違いないのだけど、ここ3年連続でツールの天王山をライブ観戦できないのはちょっとばかりツライ。来年もこのショーがあるならば、時期を少しだけずらしてくれたらどれほどありがたいか。

今年も4公演完走、さすがに疲労困憊、もう当分の間はショーを見なくても生きていける……。

さて、全体的な雑感を。
ここから先にはネガティブというわけではないけど、一観客として「全てが最高〜」という感じではない感想を残している部分もありますので、そういった雑感などは目にしたくないという方はご注意。



今年はオープニングからスケーター全員が登場と、去年までのモリコロのショーの寂しかった部分が解消!このオープニングナンバーおかげで、会場は一気にあたたまり、一昨年去年のような、序盤の微妙に冷えた雰囲気がなくなっていたと思う。
演目と演目のあいだの間隔のとりかたも改善したのではないかしら?「演技終了→暗転→スポットライト→大きな拍手やスタオべ→はける→暗転→次の出演者登場」までの一連の流れが去年よりもずーっとスムーズに感じられて、ほど良い熱気が上手い具合に続いたように感じられたかな。
それと、去年と大きく違った部分は、第二部の最初に、ちょっとした余興があったこと。ジェフ主催のスピン選手権(笑)これはかなり楽しかった!この余興のおかげで第二部もしょっぱなからかなり熱気のある雰囲気になったのではないかしら。
第二部はすばらしい演技が続き、どの公演もすごーく盛り上がり、スタオベも連発!各国旗もいっぱいあがるあがる!(一部ももちろん盛り上がりましたよ)
本当にこの時期にこれほどのスケーター達のこれほどの演技を見られるとは……日本はなんて恵まれた国なんでしょ!特にパントン*1、ベルアゴ→ジェフ→ミキちゃんのレクイエム*2エバン君→真央ちゃん*3は、さすが世界のトップという感じ。パントンの演技から会場の雰囲気がぐーっと重厚なものに。
そしてフィナーレへ。……今年も去年同様にそれぞれなかなかツボをついた組み合わせで登場。そして最後に一旦流れをきってから「本日のメインイベント〜」ばりに真央ちゃんとジェフのコラボへ。……私ね、これ、このままフィナーレの一連の流れにのってやった方がかえって素敵だったんじゃないかなぁ……って思うのよね。いったん暗転してからDJが「プリンスとプリンセスの共演〜!」のように煽って、そして珍妙な格好*4したジェフが登場するとね……もうなんというか(笑)。単純にコラボとしてはとても楽しめるものなので、それはそれでとても嬉しいのですが、なにもこれをこのショーのメインイベントのようにしなくても……。
千秋楽は珍妙な格好にトドメを刺すかのように、ジェフの腕に大きく「I♥MAO」とキタナく落書き*5してあって、なんというか、見た目的に、どんなに素敵な演技をしていても、これじゃどうやっても素敵には見えなかった。いくら千秋楽でも、これって内輪のおふざけ*6が表舞台に露呈しすぎなのではないかなぁ……。
素晴らしかったショーだけに、全員が、ジェフが、真央ちゃんが、とても素晴らしい演技をした最後を飾る演目だけに、私としてはこれは残念*7。(たとえばこういったおふざけもしくはユーモアも、繋ぎに入る余興っぽいものであればそれはそれですごーく面白かったのかもしれないけど。)。
でもまあ、モリコロはこういう、学祭や学芸会というか演芸会的なノリが売りのショーで、それを楽しむショーだから!と言わればたしかにそうで、そういうのを多いに楽しむべきですし、ジェフファンとして、あの貴重な姿をありがたく楽しんだ方がよいのでしょう(笑)
……うん、ジェフがこうして珍妙な格好をして滑ったことも……とても貴重な思い出になる。あの時、ちょっとしたことで不満を感じた私はなんて罰当たりなんだろう……って後悔するのだろうな。

最後は恒例のフィナーレダンス。今年の振付けは舞ちゃんが担当。去年の振付けがわりと難しかったけど、今年はとてもシンプルでおぼえやすくでとても良かったと思う!

鑑賞途中であれこれ部分的にはマイナスの目で見ることもがあっても、でも、このダンスでやっぱり全て帳消しになる。毎年恒例のこのダンスは本当に楽しい。小さな不満なんてどーでもよくなる。

これほどの楽しいショーを立ち上げてくださったこのモリコロのスタッフ全員と選手達に感謝します。


と、全体的な雑感を書いたあとは、各演技のことなど、若いスケーターがすごーく頑張ってましたよ。もうデニス君に心鷲掴み!など、つれづれと続く。たぶん。

*1:失礼、訂正します。この間にデニスと小塚君が入っていたのしたね、デニスがどんなに素晴らしくとも、流れで思い出そうとすると、なぜかパントンからベルアゴになってしまう、これが若いスケーターとベテラントップスケーターの違いかな

*2:この順番ですべるならレクイエムの方が断然によかった

*3:まだ滑り込んでいない新プロなので、初日は、トリの演技……というか、このショーの主役の演技としては、ちょっと物足りないものを感じたけど、二日目はとてもグッとくるものがありました、さすがだわ。

*4:映像や写真ではどんな感じなのか知りませんが、金ぴかちゃんちゃんこにニッカポッカ……しかもウエストがづりおちそうになっているように見える(汗)真央ちゃんはすごーくかわいいのに!

*5:どうせならもうちょっとかっこよく書きなさい!

*6:ユーモアとの境界線はとても難しい、それをどうとらえるかは見てる側の意識によるものでもあるし。バックステージでの内輪ウケの悪ノリが表に露出するのが興ざめなのは全てのエンターテイメントに言えることだね

*7:あくまでもお金を払った一観客の私がそう感じたことで、私とは全く違う視点で楽しまれた方もいっぱいおられることと思います