いよいよNHK杯

http://www.isuresults.com/results/gpjpn09/index.htm
あっという間にNHK杯〜もうそんな季節なのねぇ〜なんて思いがちだけど、今年はちょっと早いのよね。
さて今年のN杯の男子は凄まじく豪華でございます。
すでにSPのスターティングオーダーが出てますね。
http://www.isuresults.com/results/gpjpn09/SEG001.HTM

それにしても、月日が経つのは早いというか。
今回のN杯は2006年と同じく長野のビッグハットで開催。まだまだジュニアっぽかったパトリックが私が投げたぬいぐるみを拾ってくれたのは遠い遠い昔のことのようで、でも、つい昨日のことのようで。
あのときは、織田君と大ちゃんの素晴らしい闘いで、大ちゃんの、まるで蝶の変体を見るかのような、一皮剥けてオーラーをまとった瞬間をこの目で見て、そして、また織田君の素晴らしい成長と……織田君のキスクラのバーケルコーチを見つめながら……リハビリをしているであろうジェフのことを思い……どうしようもないほど苦しく感情的になり、帰りの新幹線で一人号泣……そんなことを思い出す。
ジェフの応援をしてきて、自分の中で、あのときほど苦しいと感じたことはなかったなぁ。あのときはまだ具体的な復帰情報が入ってきてなかった頃だったし。怪我で戦線を離れそのままトップレベルに戻ってくることがなかったアスリートはいっぱいいる。ジェフもその一人になるのだろうか……と、どんなにボジティブに、応援している、ジェフの強さを信じていると、そう口で言っていても、あのときの織田君と大ちゃんのあまりにも素晴らしさとそのスコアを目の当たりにし、ついそんなネガティブな思いにとらわれてしまったものだ。
でもね、帰ってきて、感情的なエントリーを書いて、そしてその直ぐ後日にね、ショーでの復帰予定のニュースが入ったんだよね。あれは本当に本当に嬉しかったなぁ。私がシクシクじめじめしていたときに、当のジェフはポジティブに新しいクリスマスナンバーを作っていたのかと。そうだ、ジェフはどんなときだって常に進化し歩き続ける人だったと……見てるだけのファンがシクシク泣いている場合かと!

当時のエントリー*1を読み返していると、あのときの私にこっそり耳打ちしてやりたくなるような。「彼は次の次の世界チャンプになるんだよ」と。う〜ん、感情的になってるあのときの私にそんなこと言っても信じてもらえない……というか、聞く耳持たないだろうなぁ。ついでに「バンクーバーモロゾフは織田君のキスクラに座るんだよ」これも絶対に信じないだろうなぁ(笑)

というわけで、明日からその懐かしの長野に行ってきます。現地で見かけたら気軽に声をかけてくださいまし。

ミハル君、待ってろー!